ページ数の調整

表紙(4ページ)を除いた【本文】の ページの数の調整です。

 本文のページ数は4の倍数(4、8、12、16………)です。 無線綴じなら紙一枚(表裏で2ページ)でも綴じることが出来ますが、基本は4の倍数です。 でも、そんなに都合よくピッタリなんてなりません。
 世にある本は全て調整しています。



 パターン4種 ページ数調整
  • A.ピッタリ
  • B.1ページ足りない=3ページ多い
  • C.2ページ足りない=2ページ多い
  • D.3ページ足りない=1ページ多い
微調整するなら、
内容を増やしたり、削除したり一部省略したりといった編集をする。
数文字・数行だけのページがあれば、どこかの表現を変えたり一部行間を詰める。
逆に、最後までびっしりのページがあるなら、余裕を持たせてページを増やす。など行います。

ページ単位で増やすなら、
最初や、内容が大きく変わる箇所で扉などの追加で2ページ増やせます。 目次を作るのも有効です。
でも何と言っても、
最後のページの後に白ページ、メモページ等の追加する方法は手軽で確実です。 内容の編集の必要がないというのは大きいです。

費用、日数、内容、見栄えなど制約はありますが、 本文の最初を表2に、本文の最後を表3に印刷すれば1ページずつ減らせますし、その逆をすれば1ページずつ増やせます。



–台割表–
印刷・出版業界には「台割表」なるものが存在します。様式は各社様々ですが、内容とそのページ配分、順序が一目で分かる様にしたものです。
本の設計図であり、これを元に様々な事を決定し、指示・確認し合います。変更があっても、これがあれば非常に確認しやすく、間違いが起きないようにしています。 もし混乱しそうになったら、作ってみてはいかがでしょうか。


台割表
≪例図≫
ノンブル(ページ番号)を途中で飛ばしていたりすると、勘違いによる事故が起き易くなります。
色数の違うページが途中にあると、どこを1単位(4ページ、8ページ、16ページなど)として4cで印刷するのかが、変則的になります。

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